はぎゅうの遊戯王ブログ

不定期更新です Twitterで公開したデッキレシピを詳しく解説する個人ブログです。

強欲で金満な壺採用【クリフォート】デッキ紹介&解説

お久しぶりです、萩生です!

勢いでブログを始めたものの、リアルが忙しく、前回の記事から1ヶ月も間が空いてしまいました…

 

Twitterにて、強欲で金満な壺を採用した【クリフォート】のデッキレシピを載せましたので、ブログの方で各カードの枚数や採用理由等を以下の構成で詳しく解説したいと思います!

 

1.メインデッキ

2.エクストラデッキ

3.基本的な回し方

4.その他オススメのカード

 

 

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メインデッキ
 

クリフォート・ツール 3枚

 

このデッキで最も重要なアドバンテージ獲得源となるキーカードです。

このカードを維持する事が出来れば、毎ターン任意のクリフォートカードをサーチできるので、安定してアドバンテージを獲得することができます。

 

このカードの存在により、メインデッキのモンスターの採用枚数を抑え、より多くのドローソースや妨害札を搭載できるようになっています。

この点は命削りの宝札とも相性が良いです。

 

このカードや後述の召喚師のスキルを複数握れば、誘発を受けてもツールの効果を通しやすくなります。

名称指定の発動回数制限もなく、最も初手に握りたいカードなので3枚採用です。

 

クリフォート・アセンブラ 1枚

 

クリフォート・ツールとペンデュラムスケールを揃える場合に最適なカードです。

 

ドローするタイミングがエンドフェイズと遅いですが、後述する命削りの宝札と共存できる利点にもなります。

 

単体では使えず、必要に応じてクリフォート・ツールや機殻の生贄から手札に加えられるので1枚の採用です。

 

クリフォート・エイリアス 2枚

 

このカードの手札に戻す効果は自分・相手を問わずに対象に取れる為、相手フィールドを除去して攻撃を通しやすくしたり、自分のクリフォート・ツールを手札に戻して再びP効果を使用することもでき、柔軟な動きが可能です。

また、この効果に対して相手はカードの効果を発動できないので、リリースされた場合のクリフォートモンスターの効果や墓地に送られた機殻の生贄の効果のチェーンブロックの最後にこの効果を発動する事で、安全に効果を通すことができます。

 

Pスケールが1なので、いざとなればPゾーンにセッティングしてもクリフォート・ツールがあればPスケールが揃います。

また、攻撃力が300アップするP効果は、攻撃力3000のラインを越えにくいこのデッキでは有用です。

 

クリフォート・ツールから手札に加えられるので採用枚数は控えめで構わないので2枚採用です。

 

クリフォート・アーカイブ 2枚

 

基本的な運用方法は後述のクリフォート・ゲノムと同じです。

クリフォート・ツールを2枚セッティングしない場合や、砂塵の大嵐が手札にある場合は、こちらをリリースする事が優先されます。

 

また、Pゾーンに発動する際の性能はエイリアスと同じです。

 

クリフォート・ツールから手札に加えられるので採用枚数は控えめで構わないので2枚採用です。

 

クリフォート・ゲノム 2枚

 

基本的な運用方法は上記のクリフォート・アーカイブと同じです。

クリフォート・ツールを2枚セッティングする場合や、モンスターを処理できる罠カードが手札にある場合はこちらをリリースする事が優先されます。

 

クリフォート・ツールから手札に加えられるので採用枚数は控えめで構わないので2枚採用です。

 

増殖するG 3枚

 

このデッキは命削りの宝札を採用する関係上、手札誘発を採用する事が難しく、相手に先攻を取られた場合は妨害できずに展開を許してしまいます。

そこで、相手の特殊召喚を牽制できるこのカードは優秀な妨害手段になります。

 

また、能動的に手札から捨てられるので命削りの宝札と共存もしやすいです。

手札に握っておきたいカードなので3枚採用です。

 

 機殻の生贄 1枚

 

戦闘破壊耐性を与えてクリフォートモンスターを守りやすくなるだけでなく、攻撃力が300アップするので、クリフォート・エイリアスで攻撃力3100までのモンスターを戦闘破壊できるようになります。

 

全体除去を受けてもクリフォート・ツールを手札に加える事で立て直しやすくする他、後述の基本的な回し方で簡単にペンデュラム召喚の準備を整えることも可能です。

 

必要に応じてクリフォート・ツールから手札に加えるので1枚の採用です。

 

強欲で金満な壺 3枚

 

エクストラデッキへの依存が小さいこのデッキでは、メインのドローソースとなるキーカードです。

 

他のカードでドローできないデメリットも、デッキから選んで手札に加える事が中心となるこのデッキの戦術を阻害しないので問題になりにくいです。

命削りの宝札とクリフォート・アセンブラとは共存しにくいですが、クリフォート・アセンブラに関してはエンドフェイズとタイミングが遅いのであまり気にならないです。

 

できるだけ早く発動したいカードなので3枚採用です。

 

強欲で謙虚な壺 3枚

 

このデッキでは特殊召喚できないデメリットも気にならない事が多いです。

手札に応じて手札に加えるカードをある程度選択でき、デッキの回転に大きく貢献できるので3枚採用です。

 

召喚師のスキル 3枚

 

このデッキではクリフォート・ツールを手札に手札に加えるのが主な仕事ですが、状況に応じてクリフォート・アセンブラをサーチして積極的にペンデュラム召喚を狙うこともできます。

 

初手にクリフォート・ツールを呼び込みやすくなるので3枚採用です。

 

ハーピィの羽根帚 1枚 (制限)

 

パワーカード。

相手に大きくカードアドバンテージの差をつけられるので入れ得です。

 

命削りの宝札 2枚

 

強欲で金満な壺に続くこのデッキのドローソースです。

特殊召喚できないデメリットも強欲で謙虚な壺と同様気にならない事が多いです。

また、手札を全て捨てる処理を行った後にクリフォート・アセンブラのP効果を発動すれば手札を残せるので相性も良いです。

 

しかし、新マスタールールでPゾーンと魔法罠ゾーンが統合された影響で、1ターン目に3枚のドローをする事が難しくなりました。

基本的には2~3枚ドローできる場合に発動し、1枚しかドローできない場合は手札次第では発動せずに温存する事も考えられます。

このことから、1ターン目よりかはある程度消耗した2ターン目以降に発動したいカードなので採用枚数は2枚です。

 

キルドレイン 3枚

 

フィールドのモンスターの効果を無効化し続けるので影響は大きく、このデッキではリリース無しで召喚したクリフォートモンスターの打点を元に戻すことが出来るキーカードです。

 

また、相手のエフェクト・ヴェーラーや無限泡影を完全に腐らせることができるのもこのデッキならではの利点です。

 

出来るだけ早く手札に握りたいカードなので3枚採用です。

 

虚無空間 1枚 (制限)

 

パワーカード。

このデッキでは戦闘はPモンスターが中心で、永続罠も多いので維持するのは容易です。

 

自分が特殊召喚できなくなる点も、必要な場合にP召喚及びリンク召喚でしか特殊召喚しないこのデッキで影響は少なく、特殊召喚したい場合でもクリフォート・ゲノムの効果で自壊させたり、予め出しておいたクリフォート・ゲニウスで一時的に効果を無効化する事もできます。

 

砂塵の大嵐 3枚

 

簡単に1:2交換に持ち込むことができ、相手ターンに罠カードで相手を妨害していくこのデッキではツインツイスターよりも優先度が高いです。

 

このデッキではクリフォート・ツール2枚をPゾーンに置くことも多く、自分から積極的に破壊する事が多いので3枚採用です。

 

大捕り物 3枚

 

相手ターンの動きの妨害、相手モンスターの除去、アドバンス召喚のリリースの確保を同時にこなすことができ、カードアドバンテージの差をつけるのに大きく貢献します。

 

また機械族モンスターのコントロールを得ることができればクリフォート・ゲニウスのリンク召喚の補助も可能です。

 

このデッキでは相手ターンに相手モンスターに干渉できる貴重なカードなので3枚採用です。

 

神の通告 2枚 (準制限)

 

相手モンスターからクリフォートモンスターを守る他、スキルドレイン範囲外のモンスター効果にも対処できる優秀なカウンター罠です。

 

神の宣告  2枚 (制限)

 

相手モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効と魔法・罠カードの発動のどちらにも対処できる万能なカウンター罠です。

 

しかし、このデッキではライフコストが重いので、発動するタイミングはしっかりと見極めたいです。

 

エクストラデッキ
 

クリフォート・ゲニウス 3枚

 

クリフォートPモンスターの共通P効果のデメリットの関係で、Pモンスターを除くと唯一エクストラデッキから特殊召喚できるモンスターです。

効果・リンクマーカー共にこのデッキでは非常に有用ですが1度出すことができれば充分です。しかし、強欲で金満な壺で全て除外される確率を最小限に抑えるために3枚採用は確定です。

 

キメラテック・フォートレス・ドラゴン&キメラテック・メガフリート・ドラゴン 各1枚

 

必須ではありませんが、エクストラデッキに余裕があるこのデッキでは投入して損は無いです。

ちなみにペンデュラムモンスターは墓地に送ることが出来ないので上記のカードの素材にすることはできないです。

 

その他自由枠 10枚

 

このデッキは、クリフォートPモンスターの共通P効果のデメリットの関係で、クリフォートPモンスターやクリフォート・ゲニウス以外のエクストラデッキのカードを使用することはないです。

しかし、強欲で金満な壺のコストの為に必ず15枚埋める必要があり、PゾーンにクリフォートPカードが存在しない場合は出すことが可能になります。

主に汎用性の高いリンクモンスターやエクシーズモンスターを自分の好みで入れることになります。

 

基本的な回し方

 

罠カードで相手を妨害しながら、スキルドレインでリリース無しで召喚したクリフォートモンスターの攻撃力を元に戻して戦うのが基本戦術です。

モンスターはクリフォート・ツールで供給しつつ、通常のドローや各種ドローソースで罠カードを補充してアドバンテージを獲得していきます。

 

命削りの宝札や強欲で謙虚な壺を発動したターンはペンデュラム召喚できませんが、メインデッキのモンスターの枯渇防止とボードアドバンテージの獲得ができるペンデュラム召喚が無理なく戦術に組み込めるのもこのデッキの利点です。

 

基本的な動きの例

手札

クリフォート・ツールor召喚師のスキル

クリフォート・アーカイブorクリフォート・ゲノムorクリフォート・エイリアスor機殻の生贄

 

1.クリフォート・ツールをPゾーンに発動。(召喚師のスキルがある場合には先に発動してクリフォート・ツールを手札に加えておく)

2.クリフォート・ツールのP効果で、クリフォート・アーカイブorクリフォート・ゲノムか機殻の生贄の中から足りない方を手札に揃える。

3.クリフォート・アーカイブ(orクリフォート・ゲノムorクリフォート・エイリアス)を召喚。

4.召喚したモンスターに機殻の生贄を装備。

 

上記の盤面を罠カード等で次のターンまで守ることができた場合は、次のターンにペンデュラム召喚の準備を無駄なく整えることも可能です。

 

1.クリフォート・ツールでクリフォート・エイリアスを手札に加える。

2.機殻の生贄を装備したクリフォートモンスターをリリースしてクリフォート・エイリアスアドバンス召喚

3.機殻の生贄の効果でデッキからクリフォート・アセンブラを手札に加える。

4.クリフォート・アセンブラをPゾーンに発動。

5.クリフォート・ツールとクリフォート・アセンブラでペンデュラム召喚。

 

結果

最大2枚除去

フィールドにクリフォート・エイリアスとクリフォートモンスター1体以上

Pゾーンにスケールの揃ったカードが2枚

エンドフェイズ時に1枚ドロー

 

クリフォート・ゲニウスをリンク召喚するタイミングは、基本的にはペンデュラム召喚が可能な状況で場にクリフォートモンスターが2体存在する場合ですが、スキルドレインを伏せ場合はペンデュラム召喚ができなくとも先にリンク召喚する事も考えられます。

 

その他オススメのカード

 

起動する機殻

 

通常召喚されたクリフォートモンスターを魔法・罠カードから守れる他、クリフォートモンスターの効果を無効にできるので、リリース無しで召喚したクリフォートモンスターの打点を元に戻すことが出来ます。

また、ターン終了時に攻撃力が300アップするのもクリフォートでは重要です。

クリフォート・ツールから手札に加えられるので、スキルドレインを引けない場合には重宝します。

 

必要に応じてクリフォート・ツールで簡単に手札に加えるので、採用する場合は1枚で充分です。

 

強欲で貪欲な壺

 

強欲で金満な壺や命削りの宝札に続く優秀なドローソースになり得るカードです。

強欲で金満な壺を使用したターンは発動できない点や、メインデッキのモンスターが除外されてしまうリスクを考えると、採用枚数は少なめでも大丈夫だと思います。

 

帝王の烈旋

 

アドバンス召喚を補助と相手モンスターの除去を同時にこなす事ができます。

クリフォートモンスターは全て上級・最上級モンスターなので先攻1ターン目以外で腐る事はあまりないですが、発動したターンはリンク召喚やP召喚が行えなくなるデメリットがあります。

 

魔宮の賄賂

 

似た役割の神の宣告と比べると、召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にできない点、相手にカードアドバンテージを与えてしまう点で劣りますが、このデッキでは重要なライフアドバンテージを失わない点で勝ります。

カードアドバンテージを与えてしまうデメリットも、このデッキの弱点であるツインツイスターハーピィの羽根帚、レッド・リブートに対して打つことができれば気にならないでしょう。

メインデッキに採用できなくともサイドデッキに採用する価値が高いです。

 

灰流うらら

 

上述の通り、新マスタールールの適用や強欲で金満な壺の登場の影響で【クリフォート】における命削りの宝札が昔ほどのパワーカードでは無くなってしまいました。

その為、命削りの宝札を採用しない事も十分に考えられます。

そこで、先攻1ターンやスキルドレインでは対処できない効果を妨害できるこのカードは特に優先度が高いです。

 

 

解説は以上となります!

少しでも参考になれば幸いです!

 

「なぜこのカードが採用されていないか」やその他このデッキに関する質問等がありましたら、このブログのコメント欄またはTwitter(@HagyuYP)にリプライを送って頂いても構いません!